キーワード辞典
何故、間違いかということ

登録日 12/08/13   更新日 12/08/13

 現場の教諭に好都合な「プログラミング教育の目的」  エラーを出すということ  何故、間違いかということ
 思考の出し入れということ


何故、間違いかということ

勿論、指導法というのは、人それぞれで、これしかない!というものは存在せず、 自分のやり易い様にすれば良いのですが、 大昔、まだCOBOLが全盛期のころ、 部活動で(当時の)通産1種の午前の過去問題を解かせていた時の、私の方法のうちの一つです。 因みに、(当時の)通産1種の午前の過去問題は、選択式の小問題が80問有ります。

  1. 問題を解かせる。
  2. 順番に答えさせる。
    その時、何故、それが正解と思うか、根拠も合わせて答えさせる。
    さらに、他の選択肢が何故間違いだと思うか、根拠を1つ1つに対して答えさせる。

これを幾つもの過去問題で何回も繰り返していると、 生徒は、正解だけを覚えるのではなく、自分でキーワードを考え、 似た様な問題も正解に辿り着ける様になります。
この方法は、普通に答え合わせをするよりも倍以上時間は掛かりますが、 効果は、掛けた時間以上のものが有ると思っております。 また、何よりも、生徒に検定に因らず日常的な何事にも「何故?」という意識を持たせたのは 良かったのだと勝手に思っております。





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