以下は、’05年頃から「近況」に時々ウダウダ書いていた文章を整理してみたものです。
何時かまとめなければと思いつつ、長引いていました。
「リーダーシップとパートナーシップ」と合わせてご覧いただけると嬉しいです。
商業高校が好んで日常で安易に使う「スペシャリストの育成」の Special-istや 「リーダーシップの育成」の Leader-shipの定義って、 まぁ別に構わないんだけど、つまりは教諭の自意識の象徴に思える時もあるし、 少なくとも「プロフェッショナル精神の育成」や「商人気質の育成」、 或いは「パートナーシップの育成」とは全く違うな、と言う事は、なんとなく判る。
「それって違うだろ?」とか「それって別だろ?」とか思う様な説明を、 授業中、教諭が生徒にしている事が時として有ります。 こういう場合、口出しすると後で碌な事にならないのは長年の経験で身に染みているので、 この人は判っているな、この人なら判って貰えるかな、 或いは判って欲しいな、という人には、 指摘する事にしています。 「この人は、 自分が検定を通して生徒に教えている内容に誇りと責任を持っているのだろうか、 それとも、教える内容はテキトーでも、 検定や就職、進学の合格者数が多い事に対して誇りを持っているのだろうか」 と、考えています。 責任転嫁と言い訳ばかりで、説明なし、授業にさえ出て来ないのは問題外。 そんな、検定対策の為の知識、それで山程の資格、 時には生徒自身が就きたくないと考えている職業の資格を進学の為に取得して、 それは1つの手段なのだろうけれど、 それが「スペシャリスト!」って、 そういう意味なの? と、思います。
私は、その場限りの検定対策の正解しか知らない、そんな薄っぺらな「スペシャリスト」よりは、
自分の仕事と知識に責任と誇りを持つ「プロフェッショナル」が大好きです。
勿論、自戒を込めて。
もっとも、 学校のブチ上げる広告って、多分に羊頭狗肉な傾向が有る時があって、 「スペシャリスト」だってそうだけれど、 教諭が安易に使う「プロフェッショナル」も、 言葉が変わっただけで、定義が無く完全にイメージ先行なので、良く判りません。 ちゃんと辞書を引いて、意味が判っていて、意味に責任を持って使ってます?
スペシャリスト(specialist)
特定分野を専門にする人。
特殊技能をもつ人。
専門家。
プロフェッショナル(professional)
[名]専門家。本職。プロ。
[形動]職業的、専門的であるさま。
「大辞泉」より
私の解釈では、 スペシャリストは、 (資格のコレクション、「で、アンタは何がやりたいねん」ではなく)1つの事を (付け刃な知識ではなく)深く極めた人、 プロフェッショナルは、 本職に対する責任と誇り、です。
(’07/08/21 記す)