以下は、 2007年1月30日付けで提出したASEP2006の報告集の為の私の文章です。 これは毎回全参加者が書く事になっています。 毎回書きっぱなしになっていたのですが、これは一寸好きな文章なので載せさせていただきます。 2007年1月30日のつもりで読んで下さい。 ASEPって何?という方は、 ASEP2006参加メモ も合わせてご覧下さい。
今年も、ネットワーク系のサポートスタッフとしてASEPに参加させていただくことが出来、 とても嬉しく思っている。 私はASEPとしての直接的な関わりは今年で4年目になるが、 インターネットを活用したコミュニケーションのデザインについて、 毎回、とても良い勉強をさせていただいている。
私がASEPやWYMを好きな理由には、
私は、ASEPやWYMでのコミュニケーションには三つの段階があると考えている。
第一段階では、国対国、学校対学校、個人対個人、ホームスティなど、
相互理解としてのコミュニケーション、
第二段階は、二つの国、二つの学校のメンバーによる、
ICPのプレゼン発表者としての、
議論と調整のコミュニケーション、
第三段階は、プレゼンの発表者であり、
他のプレゼンのオーディエンスであり、ワークショップのメンバーであり、或いはスタッフである、
ASEPという1つのミーティングの出席者としてのコミュニケーション、である。
第一段階は、二国間、学校間、個人間での、意志の主張や意見交換などが中心となる
グローバルコミュニケーションだが、
第一段階から第二段階へ移行することで、
さらに、参加者は、自分達をより客観的にとらえながら、
オーディエンスに如何に判り易く伝えるかを意識することが必要となり、
第二段階から第三段階へ移行することで、
参加者は、アジア各国の参加者全員を意識し、その一体感を味わうことが出来る。
一般的にプレゼン大会では、
自分達の発表だけが大切で他人の発表は興味が無い、
或いは、どちらが上手でどちらが下手か、という様に、
プレゼンにとって重要なファクタの筈のコミュニケーションが
軽視されがちであるが、
ASEPやWYMではこれを克服しているといえる。
これらのコミュニケーションを支えるツールの一つがネットワークであり、
事前交流、現地交流、事後交流、において、それぞれの段階にあわせた活用法が必要になっている。
ASEPで使われているネットワークツールには、
メーリングリスト、掲示板、チャット、ファイルサーバなどの他に、最近では、スカイプ、ブログ、SNS、Wiki、など、
様々なタイプのものが登場して来ているが、
年毎に進化し大きくなっていくASEPやWYMが、
単なる学校対学校の国際交流の集合体ではなく、
それらが有機的に連携した一つのコミュニティとして機能するために、
三つの段階において、これらのネットワークツールを如何にデザインし活用するか、が、
私の課題となっている。
( '07/01/30 原文 )