(1).
人が人を殺すのは、ナイフの責任ではありません。
人が人を殺すのは、人の責任です。
ナイフの正しい扱い方を教えるのは、人の責任です。
ナイフの責任にして、それを放棄しているのが、今の風潮です。
( '07/02/03 記す )
(2).
昔、商品開発に際して、生徒が曰く、
「有名キャラを使っているけれど、著作権は大丈夫なの?」
それに応えて教諭が曰く、
「こんな、生徒が数人で考えて販売実習で売る様な商品は、
著作権なんてどうでも良いのだ」
ふぅん、そうですか。
商業高校の商品開発っていうのは、出来上がった商品自体が目的なのではなく、
商品開発を通して、流通や簿記や法律上の手続き、
マナーなどを学ぶのが目的だと思っていた。
著作権無視して海賊版作って販売実習で売って、
これが「商業教育です」?
(3).
昔、定期考査を控えた生徒から、例えば、HTMLの色指定
(000000は黒、FFFFFFは白、FF0000は赤、では...、という様な事です)
について質問された際に、私が一通り説明した後で、
生徒から「答えは絶対にコレだね?」と言われる様な事が何度か有って、その意味が判らなかった。
後になって、
「こう問われたら答えはコレ、こう問われたら答えはコレで、他の答えは無いね?」
という意味だと判って、結構ショックを受けた。
そうか、16進数や光の三原色はどうでも良くて(質問者は知らなかった)、
質問の文章と答えの単語を暗記すれば良いのか。
授業で教えられた組み合わせを答案用紙に書き込めばそれでお終い、
「では桃色は?」という自発的な発想は永遠に出て来ないのだろうな。
(結).
様々な事柄について、
「逆らわない方が身の為だ」
「どうせ何処の学校ででもやっている事なのだから」
「だから、構わないのだ」と、
何か有る毎に聞こえて来ます。
私は、
本当に何処の学校でもそんなことをやっているのか、
発言者がそう信じているのか、
それとも発言者がそう思いたいだけなのかは知らないけれど、
結局は、本質がないがしろにされている様な気がします。
( '08/07/13 記す )