'07年1月2日 / '07年1月2日
今日はいよいよ英語プレゼンテーション大会当日。 これまで、数ヶ月をかけて、アジア各国の生徒が準備してきた英語プレゼンの発表。 今回のメインテーマは「ONE PLANET」。 このテーマを元に、環境問題、福祉問題、社会問題などについて、 午前8つ、午後7つ、合計15のICP’sによるプレゼンテーションが行われる。
プレゼン大会の会場は、 昨年までの高雄市立三民高級家事商業職業学校ではなく、中正国軍予科学校。 この学校は台湾三軍の幹部候補学校(日本でいう防衛大)に進学する為の 台湾国防省が管轄する学校。 会場となるホールはとても大きく、用意されたスクリーンも昨年の倍くらい。 観客席の両端を中正国軍予科学校の生徒が占めていて、 とても規律正しくピリッとした雰囲気を出している。 軽妙な生徒の司会で、 華やかなオープニングアトラクション、民族衣装や学校の制服を着ての参加校の紹介、 来賓の挨拶、記念撮影、などが続き、 いよいよプレゼン発表。 各プレゼンは、慌しいスケジュールの中で作り上げて来た状況ながら、 それを杞憂に終わらせるに充分な完成度。 3000人収容規模の会場に約1700人のオーディエンスであったことから、 アイコンタクトなど取り難い環境ではあったが、 立つ位置やジェスチャーを活用し、聞き手とのインタラクションに配慮したり、 クイズやスキットをプレゼンテーションの中に配置するなどして、 効果的な方法を試みていた。 しかし、聴衆生徒の中にはどうしても集中出来ない者が現れ、ざわついていたのが残念。
午前の部が終了すると大食堂へ移動。 校長(司令官:将軍)と同じテーブルを囲んで乾杯をする。 12月生まれの誕生会、楽しいクリスマスの飾りつけ、など、 堅いイメージを払拭しようとしている様子が窺える。
午後の部のプレゼンも滞りなく終わり、リフレクションビデオ、 影戸先生の講評も大いに盛り上がるうちに閉会。 夜は、広大な校庭で交流パーティ。 オープニングの一糸乱れぬマーチングバンド、校長の挨拶、 各国チームのアトラクションやプロのバンドによる演奏など、 趣向を凝らした出し物に雰囲気は最高潮に。 一時の開催自体の危うさから一転した拡大開催などの背景を考慮した上で、 プレゼン大会の内容も含めて7年目のターニングポイントとなる大会であったと感じる。 校長はアメリカ留学の経験を持ち、生徒数1000人と、 対中国安定化の中で国軍の縮小化の波を受けて年々予算が減らされている現状の打開策として、 英語教育に力をいれ国際化を推進し志望者を増やしたいという考えから 約1万米ドルの協賛があったという学校側の切なる思いも、 校長の私達に対する暖かい歓迎振りにあらわれている。
オープニング風景
左2枚:プレゼン風景。
右1枚:各ICPの旗の発表。
昼食。右端が会場校の校長。2枚の写真を繋いでいます。
プレゼン大会終了後のパーティ。
左:オープニング。会場校生徒によるマーチングバンド。
右2枚:日本チームのアトラクションのサックス演奏とよさこい。
大役が終わって先生方もホッとされたのか、
この夜のホテルの客室でのミーティングは、
いつもより遅い時間にもかかわらず約15人と最大のメンバー。
新年会の計画が出来上がったり、
初参加の先生に今までの交流経験をアドバイスしたり、
大学の先生方はこのASEPのアカデミックな評価や学究活動へのディスカッション、と、
話の渦が幾つも出来ている。
明日は高雄から直接帰国組と台北移動フィールドワーク組とで別れるが、
空港でのホームステイ終了後の生徒との対面が心待ちの様子。
生徒を引率して来た英語の先生のお話。
今回プレゼンをした中1生徒。
「帰ってもまたどこかで英語プレゼンがしたい。」
Be動詞もようわからんような生徒がこんなことを言い出すとは。
「では、1月9日の全校集会の時に発表する?」と聞いたらこともなげに発表するとの返事。
この自信にびっくりした。
それを受けた別の先生の話。
「今年のWYMに参加した生徒の英語の成績がぐんと伸びているんです。」
生徒も先生も学校の中だけでは決して得られないなにかを確実に、このASEPで掴んでいる。
仕入れた全て、持込の全ての飲み物が底をついても、 2時頃になるまで話題は尽きない。
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