Project-C 地上の星座たち
Asian Student Exchange Program 2006

'07年1月2日 / '07年1月2日



12月25日/第2日目 非公式学校訪問

天気は晴れ。 ホテルのロビーで24日夜遅くに関西空港からの便で到着した立命館大学と関西大学の先生と再会。 ホテルでの早い朝食の後、 生徒は、ホテルへ迎えに来た各ホストファミリー(各ホスト校の生徒の家族)と一緒に一旦ホームステイ先の家へ落ち着き、そこから各ホスト校へ。 生徒引率のある教員はホテルから直接各ホスト校へ向かい、そこで生徒と合流、 終日、日台の交流行事と27日のプレゼンテーションの準備を行う。 生徒はこれから28日朝まで、ホームステイ先にお世話になる。

引率生徒のいない私を含む4名は、 午前中は沖縄尚学高校のホスト校でもある高雄女子高校、 午後は立命館中高校のホスト校でもある高雄高校(男子校)へ、非公式な学校訪問させていただく。

8時前、沖縄尚学高校の歓迎会に間に合う様に、シルビア先生がホテルまで出迎えてくれる。 高雄女子高校に到着しシルビア先生の部屋で休憩した後、 早速、ゲスト校である沖縄尚学高校を歓迎するダンスパフォーマンスを見学。 その後、視聴覚室で沖縄尚学高校の生徒と高雄女子高校の受け入れクラスの生徒達と、 沖縄尚学高校への歓迎セレモニーや、高雄女子高についてのpptによるガイダンス。
説明の後、沖縄尚学高校の生徒はそれぞれのクラスへ移動し、クラスで交流行事。 私達はWYMやASEPではお馴染みの余校長の案内で校内見学と授業見学へ。 事前にシルビア先生にリクエストしておいた通常クラスの授業を見学させていただく。 全てにプロジェクタとネットワークに接続しているPCが設置されている教室や、 パーティションで仕切られ端末が並んでいるコンピュータ関係の職員室、 蔵書もスペースも設備もネットワーク端末も充実したとても広い図書館(読書会など企画行事も盛んらしい)、 立派な運動施設などを、時間をかけて見学して回る。 台湾南部でトップクラスの進学実績を誇る女子高だが、 芸術系や体育系も決してないがしろにせずバランスよく強化するのがモットーで、 その為の設備も充実している。 国語(中国語)、数学、英語、化学の実習、物理の実習、生物、コンピュータの実習、などなど、 歓迎用でない台湾生徒達の普段の授業風景を見せていただく。 授業のコマ数は1日8時間が標準。朝8時頃から夕方5時頃までが授業時間。 その後、塾や習い事というパターン。 昼食後には20分程度のお昼寝タイムがある。 熱帯地方であることもあってか、午後短時間の睡眠は、効率的らしい。

左:高雄女子高校の1年生のコンピュータの授業。Flashアニメを作っている。 WordやExcelなどの操作法の学習は中学で済ませてしまっており、 高校では、マルチメディア系やWebPageの作成、レポート作成、などを行っているという。 教室が広くてゆったりしている。
右:生物の授業の様子。全ての普通教室に天吊のプロジェクタとLANで接続されたパソコンが設置されており、 先生方が作成した教材で授業をしている。

学校の食堂で生徒達と中華粽や果物のおいしい昼食。 日本の先生達は紙と鉛筆を手にした高雄女子高校の生徒達に質問攻めにあっている。 13時30分、名残を惜しみながら学校を出て、 高雄地区(台湾南部地区)随一の名門高であり、 立命館中高のホスト校になっている高雄高校に向かう。

高雄高校の校長は、昨年までASEPの会場校である三民高校の校長を努めていた黄先生。 82年の歴史ある本館の校長室で黄校長と半年振りに再会。 早速、黄校長と英語の堪能な4人の代表生徒の案内で校内見学。 高雄女子ほど新しくはないが敷地は日本のちょっとした短大以上の広さ。 代表学生達の積極的でユーモアのある生き生きとした言葉と内容での案内は 学校生活の生に近い話が聞けて飽きさせない。 関係の深い?高雄女子高との話題をに話を向けると、 嬉々として話題に乗ってくる。 「僕達は超難関を超えて合格したのだ。(周辺共通テストでの上位3%のみが合格)」 と端々に自信を漲らせている彼らでも高雄女子高の話になると普通の高校2年生だ。
校内見学後は立命館中高の先生生徒や途中から駆けつけた影戸先生と一緒に生徒によるクラシック演奏を聴き、 その後、校長室で影戸先生と私達4人とで、先程から案内していただいた4人の代表生徒へのインタビューをする。 部活の話、塾の話、進学の話など生徒の実生活を、かなりの時間を使って細かに聞くことが出来た。

クラシック演奏の後の記念写真。

私はASEPによる高雄市訪問は今年で3回目で、毎回何校かの学校を見学させていただいているが、 いつも感じるのは、その設備の良さもさることながら、 校史館や生徒の作品の展示室など、生徒の為のパブリックな部屋が必ず有り、しかもそれが広いこと。 特に校史館は学校の長い伝統を物語る品々が展示され、 私達が見ても興味深いが、在校生にとってはひとしおだろうと想像出来る。

夕方は黄校長主催の歓迎食事会。 美味しい海鮮中華と紹興酒の乾杯の嵐。 台湾の先生の「オペラ座の怪人」や日本の先生の「アヴェマリア」のアカペラも披露される。
ホテルに戻ってからはまた客室でミーティング。 今回新しく参加された先生方も打ち解けられて、 違う話題の話の輪が並列でできる。 途中、ASEPの中心メンバーのバディー先生も駆けつけ、 大いに盛り上がる。








12月24日
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