メーリングリストや掲示板などで、繰り返し議論されるテーマに、 「コンピュータやインターネットに関する用語の語源や用法」が有ります。 古くは「マイコン」と「パソコン」、 また、「ハッカー」と「クラッカー」、「WebPage」と「HomePage」、 或いは、インターネットメールの返信に付ける「Re:」、 などなど、です。
人によって、
「そんなのどっちでもいいじゃん」
「言葉は変化するものなのだから、今はこちらで良いのだ。
時代について行けない奴は、ほっとけば良いのだ。」
「いや、これは、こっちなのだ」
と、色々な意見が噴出します。
しまいには、
「そんなにこだわらなくとも」
「重箱の隅を突く様なこと言って、細かい奴だ」
という意見まで飛び出します。
言葉は、確かに時間と共に変化していく宿命を持っています。 しかし、それぞれの言葉には、 その言葉と深く関わった様々な人たちの想いや誇り、 そして、それにまつわるエピソードが、満ち溢れています。 それらは、決して、 「どっちでも良いじゃん」「重箱の隅」と言って、片付けてしまえるほどのものでは有りません。
私、大学は文学部で言語学が専攻だったもので、 時代によって言葉が変化していくのは当然の事と理解していますが、 それぞれの言葉と、それにまつわる熱い想いや文化を、 大切にしたいと思っています。 (懐かしむ、という意味では有りません。 その様な熱い想いや文化を経て現在があり、さらに未来へと続く、ということです。念のため。)
(’02/06/01 記す)