NHKで放送されている「プロジェクトX」という番組があります。
困難なプロジェクトに取り組んだ様々なプロジェクトリーダーをクローズアップし、
その生き様を描いていて、大好評の様です。
けれど、以前「プロジェクトX」で取り上げられた或る企業を偶々訪問した時に、
応対をしていただいた方が、この様に話していらっしゃったことがあります。
「あの番組では、リーダーが一人で成し遂げた様に描いているけれど、
実際には社員が一丸となってプロジェクトを成し遂げたのです」
どんなプロジェクトも、一人では絶対に出来ません。
勿論、あの番組に登場するリーダーは本当に大変だったのでしょうし、
そして登場する方はどなたも謙虚ですし、番組の構成はNHKが考えたのでしょう。
けれど、身近で、時として、
「このプロジェクトは俺がやったんだ」
とか、
「このプロジェクトは俺が仕切ったんだ」
などという自称リーダーの言葉(時には1つのプロジェクトで複数の人が発言することも有る)
を聞くことが有るのですが、
例え、全て一人で成し遂げた様に自分では思っているプロジェクトであっても、
何処かで、誰かが、そのプロジェクトを成し遂げるに必要な何かをしているのです。
絶対に。
私自身、過去に、プロジェクトリーダーの下で、
全国図書館大会では参加者管理データベース
(参加者総数約3千人、複雑な分科会の登録と発券処理)の作成運用、
全国珠算大会では成績処理システム(順位判定が複雑で時間の制約も有る)の作成運用など、
縁あって色々なプロジェクトに参加し、
現在もWorld Youth Meeting や Asian Student Exchange Program、
D-Project などのプロジェクトで色々なサポートを担当していますが、
全て、プロジェクトのリーダーやスタッフの仲間達が、
それぞれの担当の中で連携してこそ成し遂げられたプロジェクトだと思っています。
時に、他人が見えなくなってしまう、そんな「成果主義」は、嫌いです。
(’05/05/02 記す)