キーワード辞典
共通鍵暗号方式

登録日 09/02/07   更新日 09/02/07




めも

平文(ひらぶん)を暗号化すると、暗号文。
暗号文を復号すると、平文。
「復号」は動作をあらわすので、本来、復号化という言葉は間違い。
無理矢理「化」に拘れば「平化」なのかもしれないが、そうは言わない。



共通鍵暗号方式

1本の鍵で暗号化も復号も可能な鍵を用いる (暗号化の手順と全く逆の手順で復号をする)暗号方式。 秘密鍵暗号方式、対称鍵暗号方式、共有鍵暗号方式、など色々な言い方をするのでややこしいが、みな同じ。 処理は速いが、鍵は送信者と受信者以外にバレると不味いため、 データをやり取りする相手の人数分だけ別の鍵が必要になるので管理が面倒くさく、 (複製した)鍵自体の相手への受け渡しも慎重にしなければならない。


基本的な方法としては、

など多くの方法が有り、単独ではなく組み合わせても使われる。

DES

共通鍵暗号方式のアルゴリズムの一つ。 データを64ビットずつに区切り、各ブロックごとに、 さらに半分に分けた32ビットのサブブロックの入れ替えやXOR演算を繰り返すことで暗号化する。 既に「安全ではない暗号」とされている。

AES

共通鍵暗号方式の一つ。 アメリカ商務省技術標準局がDESに代わって採用した。





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