キーワード辞典
ビットマップ いろいろ

登録日 13/10/07   更新日 13/10/07



Windows bitmap(ファイル形式)

BMP(Microsoft Windows Bitmap Image)、 またはDIP(Device Independent Bitmap、デバイス独立ビットマップ)は、 マイクロソフトとIBMがWindowsとOS/2にわかれる前のOSを共同で開発していた頃に作られた画像ファイル形式。 Windowsが標準では無圧縮のファイルを生成する為に一般には無圧縮な形式と言われているが、 圧縮についても定義されており、圧縮出来ない訳では無く、圧縮するツールも存在する。
よって、「BMP=無圧縮な形式」ではなく「=無圧縮で使われることが多い形式」が正しい。


ビットマップ画像(ビットマップイメージ)

コンピュータグラフィックスにおける画像の表現形式のひとつ。 画像を格子状に多くの細密な点(ピクセル、pixel)に分割し、 その点の色や濃度をRGB等の表色系を用いて数値として表現する。 コンピュータでラスター表現を処理する形式であり、デジタルなラスターイメージの一種。 ラスターイメージと呼ぶ方が正確であるという主張も有る。 これに対し、図形を描画するための作成情報を数値や式として表現する、 ベクタ形式によってコンピュータのデータとして扱うものを、ベクターイメージと呼ぶ。

元々は、白黒画像において、 画像の1つの点が1ビット(白か黒かどちらか)に対応(マッピング)していることから、 白黒2値の画像情報をVRAMに展開したものをビットマップと呼んでいた。 しかし現在では上記のようにベクターイメージに対する用語として「ビットマップ画像」が広く使われるようになった。 これは Microsoft Windows が、1つの点に対し複数のビットを使用する 色付きの形式を含めてビットマップと表現し、 ファイル形式名としてBMPという名称を使ったことによるところが大きい。
なお、この白黒2値の画像と区別するために「ピクセルマップ画像」と呼ぶこともある。





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