インターネットに関する幾つかの想い Part.3
道具としてのインターネット(2)

登録日 98/11/28   更新日 99/08/27

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Part.2 とダブっている部分がありますが...

その1

インターネットは、「ものすごく高機能、多機能なニュータイプの電話」です。
「電話」には、「家庭での使い方」と「ビジネスでの使い方」が有ります。
当然、インターネットにも、「家庭での使い方」と「ビジネスでの使い方」が存在します。
前者は、例えば「ネットサーフィン」や「オンラインショッピング」であり、 後者は、例えば「イントラネット」や「エクストラネット」です。
今後、企業にイントラネットが導入されて来ると、 「イントラネットの活用法」や「(会社の)イントラネットに接続したり簡単なトラブルを解決するための、基本的な知識」、 「ビジネスE−mailの作法、ネチケット」などは、重要になってくるのではないか、と思っています。
「インターネット」=「ネットサーフィン」だから「インターネットはくだらない」と言う発想は好きではありません。
例え、外(グローバルIPアドレス)に出ていない、校内だけの閉じた小さな「イントラネット」でも、 ネットワーク全体を見渡すことが出来、専用線感覚で使え、それなりのことは出来ると思いますし、 かえって、(外に迷惑がかからないから)サーバをある程度好きにさわれる分だけ、 便利なような気がします。

私個人としては、商業高校の場合は、
外部と接続している情報検索用の端末は、(図書館などに)数台〜十台程度(学校規模による)設置し、 後は、閉じた「イントラネット」の環境があれば、何かと便利に使えるのでは、と思います。
将来は、学校でなくても、何処ででも(現在の電話の様に)インターネットに接続出来る様になるのですから。

なお、
外に常時繋がっているサーバを持ち、 インターネットコミュニティの一員として、 そのサーバや端末をきちんと管理出来る環境が出来ている学校の場合は、この限りではありません。

( '98/11/28 記す )


その2

インターネットは、「ものすごく高機能、多機能なニュータイプの電話」です。
しかも、その「電話」は、学校名義になっており、この「電話」で起きたことの責任は、全て学校にあります。
それを生徒が自由に使用する、ということは、例えば、事務室の電話やFAXを生徒が自由に使うことに等しいことです。
お互いに「声」という情報がなく、お互いに名乗らなくても良く、 特に意識しなくても世界中のあらゆる種類の人間とコンタクトが出来てしまう事を考えると、 さらに、都合が悪いと言えるかもしれません。
故意で有る無いに関わらず、 何かコトが起きた時の対応を学校側が準備しておくことは、非常に大切なことだと思うのですが、 以外と、認識されていないことが多い様です。
また、生徒の使用をある程度制限したりパスワードを秘密にすることを、 まるで生徒の自由な学習を妨害しているかの様に言う人がいますが、 それは、インターネットがどういうものなのかが判っていない、 次元の違う意見であると思います。 生徒を、将来、被害者にも、加害者にもしないためにも、 便利さと同時に、怖さの方も充分に理解させておくべきであると考えます。

また、教諭側も、 インターネットの基本構造や歴史、性格、そして、今、インターネットで何が起きているのかをしっかりと把握し、 業者やマスコミのうたい文句に乗せられることなく、生徒に伝えていかねばならないと、切に思います。

( '98/11/28 記す )


その3

私は、個人的には、将来、
「インターネットをする」という言葉が無くなって欲しい、と思っています。
例えば、
「ニュースを読むために」インターネットを使うのであり、
「用件を伝えるために」インターネットを使うのであり、
「パソコンを買うために」インターネットを使うのであり、
「遠くの友人と囲碁をするために」インターネットを使うのです。
「ニュースを読む」「用件を伝える」「パソコンを買う」「囲碁をする」のが目的であり、
それが、新聞を読むことでも、手紙を書くことでも、
パソコン屋に行くことでも、碁会所に行くことでも良いのだけれど、
たまたま、インターネットを使った、ということだと思うのです。
最近は、「インターネットを使う」事が目的になっており、
全国の学校を「インターネットでつなごう」と騒いでいますが、
これは、逆なんで無いかな、と感じています。

生徒が(Windowsの)ソリティアをしているのを指して、
「コンピュータを使っている」と表現する教諭が居るのですが、
あれは、私にとっては「トランプ」をしているのです。
そして、「トランプ」は、
(コンピュータを触ったばかりの人がマウスの練習をするのなら別ですが、)
公立学校の授業中にするものでは決して無いと思うのですが...

( '99/5/16 記す )


最後に

LANやイントラネット、インターネットは、(当り前だが)ネットワークである。
管理人1人だけではどうにもならない。
利用する教諭全体の協力があってこそ、ネットワークは成立する。
利用する教諭の中に、「自分専用のパスワードなんて面倒臭いからいらん」とか、 「パスワードを壁に貼り付けておこう」とかいう人が居ると、 ネットワーク全体のトラブルになってしまう。
教諭全体の、ネットワークに対する意識を高めることが、何より大切な事なのである。
そして、これが最も難しいことだと感じている。

( '98/11/28 記す )




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